授乳と妊娠の関係

授乳と妊娠の関係についてですが、授乳中はプロラクチンの作用により排卵を抑えて生理の復活を遅らせてくれます。といっても全く妊娠しない体になるわけでなく、あくまで妊娠がしにくい体になるだけなので、次子を望んでいないのであれば避妊はしておく方が万全です。

 

授乳中に妊娠すると、授乳自体を断念せざるを得ない事由が大きく2つあります。1つは、授乳時の乳首に与える刺激で子宮が収縮運動をすることによって、次子を流産してしまう可能性に繋がってしまうこと。もう1つは、母乳を生成するのに大量の血液を必要とする為、貧血状態や栄養失陥を引き起こしてしまい兼ねないこと。この2つの大きな事由により、授乳中に妊娠すると授乳を断念しないといけなくなってしまうわけである。
子供にとっても急な離乳はつらいもので、色々と段階を踏んで時間をかけてあげないとなかなかすぐには上手くいきません。離乳については母乳育児の期間・離乳についてで詳しく説明していますのでそちらもご覧下さい。

 

ちなみに明治・大正時代の母乳に代わる粉ミルクが普及されていなかった時代までは、授乳中の妊娠に気付くのが遅くなかなか離乳が上手くいかないときに、母乳が出る他の母親を探して授乳してもらうことで事なきを得ていたようです。

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